道後温泉
愛媛県の道後温泉(どうごおんせん)は、愛媛県松山市にある温泉です。日本三古湯の1つとして知られており、その存在は古代から知られています。万葉集巻一では、「にきたつ」という古名で登場していますよ。この地を「伊予の国」とも言いますが、それも「湯国(ゆのくに)」が転じてそうなったという説もあるようです。
愛媛県の道後温泉の温泉街は、「道後温泉本館」を中心に展開しています。この「道後温泉本館」自体が観光施設となっており、また、国の重要文化財にもなっています。「道後温泉本館」は、明治27年築の大屋根母造り木造3階建ての建物で、一番上には「振鷺閣」があり、1日3回「刻太鼓」が鳴らされ、道後の時を刻んでいます。もちろん、四国随一の温泉街ですが、古湯よりも名湯としての方が多く名が知れ渡るほど、高い泉質を誇っています。現在、愛媛県の道後温泉には、大小様々な宿泊施設が40軒以上存在しています。
愛媛県の道後温泉は、今から3,000年ほど前には存在していました。日本最古級の歴史を誇っており、多くの伝説や神話が今でも伝えられています。そのなかでも最も古い伝説は、白鷺伝説で、足を痛めた白鷺がお湯で傷を癒している姿を村人が見つけ、その村人が手を浸してみると温かく、効能を確認した…というものです。これが愛媛県の道後温泉の発見と言われているのです。愛媛県の道後温泉は、夏目漱石や正岡子規・高浜虚子などの文墨が多く訪れており、いたるところに句碑などが置かれています。夏目漱石著の「坊ちゃん」の舞台が「道後温泉本館」であることは有名ですよね。
愛媛県の道後温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉等となっています。効能には、神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・痔疾・冷え性などが挙げられています。源泉は17本ほどあり、泉温は20度〜51度。湯量は1日2.060トンです。
愛媛県の道後温泉の周辺には、姫路城・和歌山城と共に日本三大連立式平山城に数えられている城で、400年もの歴史をほこる「松山城」、中世の伊予国守護河野氏の居城跡であり、現在は発掘調査の結果を元に、土塀・排水溝・武家屋敷・池などが再現されている「湯築城跡」、小説「坊ちゃん」にも登場した「坊ちゃん汽車」などがあります。